定番でお茶托やコースター、豆皿を作っていただいている工房くさなぎさんの角皿のご案内です
神奈川県相模原市の工房で制作されていらっしゃいます。
写真の角皿の模様の作り方を伺いました
「模様の線を漆で描き、それが乾かないうちに粉(地の粉)を蒔きつけます。
粉を静かにはらい落とすと、線の上に粉だけがくっついて残ります
それが乾いて落ち着いたら、粉の上から線をなぞるようにして漆を塗り、再び粉を蒔きつけます。
こうして線の部分だけが盛り上がった状態にします。
次にお皿全体に漆を塗って粉を蒔きつけると線の部分が少し盛り上がった、ざらっとした質感の表面が出来上がります。
その後、全体に色漆を塗って、乾いたら研磨します。
盛り上がった部分から色漆が研ぎ出されて線状の模様が現れてきます。
単純な工程なのですが、色の濃淡や盛り上がりの高さ、幅のコントロールが厄介なのだそうです。
イチョウの材をお皿の形にしてからの工程なので長い時間をかけて出来上がっています。
手作業で仕上げていく時間を愛おしく感じました。
表面がザラザラしていますが、使って洗ってを繰り返すことで艶も出てきます。
漆器なので水分のあるものや揚げ物なども普通に気軽にお使いください。
正方角皿 材はイチョウです
100x100x12ミリ 3300円
抹茶ペカンナッツショコラ(THE MATCHA TOKYO)のチョコレートをのせました。
美味しさにもう一つもう一つ と誘惑に負けそうになりました





軽く、重ねても美しいです
光を当てすぎたので軽めの赤に写ってしまいましたが、本来は落ち着きのある深い赤です
使って拭いてを繰り返すことで艶が出てしっとりとした風合いに育ちます
熱いもの、冷たいものを盛っても大丈夫です
オンラインショップにもご紹介しますのでこちらからもお求めいただけます
https://utsuwakaede.theshop.jp
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