水曜日、木曜日の2日間 在廊して下さいました藤田さんですが、今日は少しだけ顔を出して下さり、京都に帰られました。在廊中は、お客様と沢山 沢山話語られて、横で伺っているのが とっても 楽しかったです。
個展前は仕事場にこもって、誰ともお話しない日が続くので、初日は 爆発!! ていう感じでした。
残念な事に、夜の部はふられてしまったのですが、来月は荻窪の「銀花」さんで個展とのこと。次回、ぜひ夜の部でも お話出来る事、楽しみにしています。
今日は、花器のご紹介です。
今回は粉引きと安南手の花入れが揃いました。形があっての絵付けなので、形を邪魔しないよう、目が絵柄だけに向いてしまわないよう バランスを考えて染め付けをされていらっしゃいます。
花や草が入っても良し、 花器だけでも 姿が美しい お仕事です。


糸染め掛花入れ 染料を付けた糸で線の模様を付けるそうです。筆て書いたのとは違う 強弱のラインが面白い表情になっています。口の幅 40x40ミリ 長さ490ミリ 21000円


安南手面取り花入れ 六角形です。70x210ミリ 18900円




粉引き四方花入れ 足が付くことで、床から持ち上がって、空気の流れを感じます。
化粧の濃淡が楽しめる味わいのある粉引きです。今回は鉄線を入れました。 80x80x210ミリ 21000円


安南手花入れ 肩の張ったラインが美しい形です。 120x210ミリ 26250円


安南手花入れ 口元の鉄釉の内側に流れた様子、安南のにじんだ雰囲気 小さいけれど ポンと いるだけで 満足。 90x130ミリ 13650円


安南手花入れ 手に取って眺めていたい そんな壷です。 90x160ミリ 18900円


安南手篇壷 両面に描かれた模様が楽しめます。 150x70225ミリ 42000円


つる首のすらりとした花入れ
100x260ミリ 26250円 花の小さな菊をいれました。


粉引き面取り花入れ すっきりとシンプルな形は入れる花を選びません。90x165ミリ 18900円
最後に花入れではありませんが、茶入れのご紹介です。


トンボが描かれた茶葉入れです。85x110ミリ ボディの高さ105ミリ 10500円 トンボは後ろ向きには飛ばないので勝ち虫と呼ばれて、戦国時代、戦に使う道具にもトンボの模様が描かれているそうです。
今回の花入れは中くらいのサイズでした。頑張ってお花を入れよう と思わずに楽しむ事のできる花器ばかりです。