うつわ楓店主たより

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カテゴリ:お店から一言( 755 )

松宮洋二さんの工房へ

連休を利用して三重県松坂市に行って来ました。松坂駅から和歌山街道を松宮さんの車に乗せて頂き50分程渓谷沿いの山道を走ります。もう少し走ると奈良県だそうです。昔は林業に携わる方がほとんどだったとか。松宮さんとの出会いは一昨年の松本クラフトフェアです。土の持つ性質を大切にしている人というのが第一印象でした。今年の3月初めての個展をお願いしました。個展のお話をした時に一瞬戸惑いの様子が電話口で感じられて、どうしよう? と思いました。実は、地元の組長(お葬式やら行事のまとめ役)を任せられていて、もし準備中にお葬式が入ったらと思ったのですって。でも、前向きに考えて、3月には暖かくなるし、お葬式はないだろう!! と 個展が決まりました。 ホッ
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ご自宅に伺う前にランチを。農園直送の食材や県内の食材を使ったレストランはバイキング形式です。松宮さんがあまりにも小食だったので、私も少し遠慮がち。ちょっとお上品に少しずつにしました。野菜やご飯がとっても美味しい。刀根さんと名古屋で別れたのが悔やまれます。このカレー食べさせてあげたかったな。地元のお茶畑のほうじ茶も深い味わいです。
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工房の中は奥様が薪ストーブでポカポカ暖かにして下さって、嬉しい。実は寒がりなので靴の中用カイロと背中にホカロンという武装をしていました。お話に夢中で写真を撮るのを忘れていました。作品がずらりと棚に並んでいます。うつわのサイズを取っておく為のトンボも竹の筒に整理されています。
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鉄を多く含んだ釉薬を掛けて、まるで金属の様に錆びた作品。作ったときが完成ではなく使って行く過程で時間の経過とともに変化して行く様も楽しめたらという松宮さんの気持ちが込められています。楓のドアも初めは真っ黒だったけれど、鉄分の入ったペンキを塗って、年月とともに錆びて色が変わる様に作られています。おんなじだ。
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工房の外は満開の梅の花です。
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薪の窯の予定地。薪はいっぱい積み上げられているのに、窯は作る時間がないそうです。早く作ってね。
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屋根の上には本当はこの風見マンボウが付くはず。マンボウが風でクルクルとまわっていたら可愛いな。
伊賀の土、地元の土、車で走っていて目に飛び込んで来た工事現場の土、色々な種類の土を使っています。数億年前の土がたまたま道路建設や建物の工事で削られて表面に出て来た粘土の層。それらが松宮さんの目に「美しいもの」として飛び込んでくるそうで
す。美しい粘土の層は独立して出来ているのではなく、母岩があり、長い長い時間を経て出来たものなのに、自分が使ってしまって良いのか と悩む事もあるそうです。 松宮さんの中での良い土、美しい土とは形を作る為に伸びが良かったり、ロクロが挽きやすかったりではないのだとか。ろくろの上に置いた土を無理矢理に成形することなく、自然に形をつくってくれるような土が自分の中では良い土と思います、と。だから作りたいうつわにあわせて土を探し続けているそうです。工房にも沢山の種類の土がビニールに包まれていました。
個展は3/18(水)から3/23(月)です。試作途中の作品も来月には見られるはずです。触らせてもらった白いすべすべの土からはどんな形が生まれるのだろう、どんな釉が掛けられるのだろう。楽しみにしています。
by utsuwakaede | 2009-02-13 16:52 | お店から一言

お休みのお知らせ

来週2/10.11は連休です。火曜日が定休日、水曜日が祭日のため、二日続けてお休みになります。この二連休を利用して、三重県、松坂でお仕事をしている松宮洋二さんの工房と大津にいらっしゃる山本哲也さん、矢島操さんご夫妻の仕事場を訪ねます。
松宮洋二さんは3月18日から楓て個展をお願いしています。旅の様子は改めてブログでお話しをします。
by utsuwakaede | 2009-02-06 15:30 | お店から一言

ピンクのぶたちゃん

確か去年は白いぶたちゃんだったような・・・
今年の井村屋さんの中華まんのぶたちゃんはピンク色。小粒な目は小豆です。
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風邪のせいか食欲がなかったはず なのにこの子にはかぶりついてしまいました。ごめん。
楓の近くのポプラというコンビニにいます。ピンクに黒の組み合わせを考えて照井壮さんの磁器の黒い小皿にのせました。
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濡らすと右の様な少し光沢のある黒に変わります。径13,5 高さ2,5  2100円です
by utsuwakaede | 2009-01-14 17:01 | お店から一言

銀杏並木散歩

今日も素敵なお天気の一日です。こんなに暖かくていいのかしら?
絵画館前の銀杏並木で日曜の14日までいちょう祭りをしています。土、日曜日はきっと沢山の人で混雑してお散歩どころではなさそう。もう今日が最後のチャンスと、出勤前に寄ってみました。いちょうの葉は枝から落ちてしまっていましたが、道が黄色い絨毯のようです。
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セランのお隣りにあった中華料理屋さんがカフェになっていました。11:00openだったので、お試しに入る事は出来なかったけれど、焼きたてパンもテイクアウト出来る様です。次回チャレンジしてみようっと。
明日からはSHIZENで「贈り物展」が始まります。deco.(木のブローチ)・野口和美(ガラスと革) 五十嵐智一さんの奥様です・能登朝奈(ガラス)・長谷川奈津(陶器)・かえる食堂  松本朱希子(ジャムとカステラ) の五人の作り手の作品を見て頂けます。 いちょう祭りと五十嵐さんのガラス展もあわせてご覧いただけたらと思います。
by utsuwakaede | 2008-12-12 17:08 | お店から一言

赤いもの

日暮れが早くなってきました。5時にはすでに外が暗くて、日曜日の楓はお向かいのアンティークショップのサンドリーズさんが定休日ということもあって、夕方から急に寂しくなります。雨だし、暗いし・・・・  元気が出るように赤い器を集めてみました。
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うつわではないけれど、色づいてきた楓の葉
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姫リンゴの赤が並ぶと可愛らしい
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リンゴの乗った楕円のうつわはカレー皿として照井荘さんが使っているものと同じお皿 37x17x5.5 4725円 深さもたっぷりしているので、カレーライス食べやすいそうです。磁器土なので染みが気になりません。 深い赤のうつわ 樺沢美子作 角鉢  15x10x4 3990円  丸小鉢 径9.5 高さ3 2310円
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漆の小皿は長井均作 お皿の周囲に地の粉を付けてから漆を塗っています。木だけでは出せない渕の表情は長井さんならではです。ガラス小鉢は松岡洋二作。口元の流れる様なラインとやわらかな色合いがお互いを引き立てているような気がします。 お皿 径12.5 高さ2  6300円  ガラス小鉢 径10 高さ5 3150円
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長井さんの漆箱と恩塚さんのブリキオブジェ  箱 7.5x7.5x5.5 10500円
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これも長井さん 口元まで13.3 径10.5 高さ7.5  31500円
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矢島操さんの椿の片口鉢 赤にグリーンが効いています。筆の勢いが気持ち良いです。径19 口までの径20 高さ8 5250円
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井内素作 小つぼ 径9 高さ8 7875円 ぽつんと佇む姿が優しいです。
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アキノヨーコさんの吹きガラス 片口 径10 高さ9 5775円と小鉢 径9.5 高さ5.5 3675円
アンティークのガラスのような雰囲気です。見れば見る程不思議な色です。
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井内素作 飯碗 径12.5 高さ6.5 3360円 内側のイラボ釉との組み合わせが楽しいお椀です。
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鎌田克慈作 乾漆の豆皿です。六角形 径9 高さ1 丸 径9 高さ0.7  2835円  落ち着いた色合いの赤、豆皿として、小湯のみのお茶托として。ずらりと並べて、種類の違うお豆をのせてみても。
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赤いお箸は大黒屋さん 21センチの女性用サイズです。ペアで黒いお箸が23センチでそれぞれあれます。短いお箸は藤野雅也作8角に削ってあって転がらないし小さな手で持っても滑らず摘めます。15センチで3675円です。
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うさか恒治作赤絵ピッチャー 金色、青、緑、紫がぽつぽつと赤絵の上に重ねられています。口径6 手から口まで11センチ 高さ8センチ 6300円
赤いもの大集合 身体が少しだけほかほかとしてきたようです。
by utsuwakaede | 2008-11-16 19:09 | お店から一言

五十嵐智一さん、野口和美さんの工房訪問

急に冷たい風の吹き出した、曇り空の昨日、成田に工房を構えて三年の五十嵐智一さん、和美さんご夫妻のお宅へ伺いました。
すっかり稲刈りの終わった田んぼに囲まれて「iglass工房」はありました。
五十嵐さんは使用済みの蛍光灯を使う再生ガラスで作品を作っています。砕いた物を溶かして吹いたり、型を使って制作をしています。吹いて形をつくったり、型にはめて成形したものに、エナメルで彩色を施したり、削ったり、磨いたり 挟み込んだりと出来上がった形に手を加える事でよりiglassのしごとの幅をひろげ、ガラスの可能性を追求していらっしゃる様に思いました。
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工房の2階から見たご自宅
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工房の外 
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電気炉の温度計です。仕事をしていない時も炉内の温度は常に1000度です。
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再生する為のガラスの砕かれたもの これを炉で溶かします。
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睡蓮鉢になる前は炉の中で、溶けたガラスがはいっていたつぼ?でした。素焼きのつぼは中を覗き込むと底の方にガラスの層が折り重なって見えました。
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水を掛けながらガラスの作品を削る機械
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ガラスの作品を磨く機械
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型を壊す前のガラス皿
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個展のDM撮影に使った蓋物
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キャンドルホルダー
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小物達がずらり
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長皿用の型
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大学の時の作品だそうです。
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お住まい 古いタンスにガラスの花器が合っています。
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古いガラス棚は思わず覗き込んでしまううつわが詰まっていました。
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楓の店内中央のライトとお揃いです。玄関に下がっていました。
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ランチは藁葺き屋根のしぶーいおそばやさんに案内していただきました。「初音庵」さんです。週末は遠くから食べにいらっしゃるお客様が多いそうです。おつゆが濃く辛口の美味しいおそばでした。コロッケそばというメニューにも魅かれ、でもそんなに沢山のおそばは食べられないので、コロッケだけお願いしました。おそば屋さんでクリームコロッケというのも以外ですが、そばつゆで頂くと絶品とのこと。次回は是非コロッケそばにしてみましょう。
奥さまの野口和美さんのお仕事の様子はSHIZENのブログをご覧下さい。栗の形のbagに思わず「おいくらですか」と伺ってしまいました。まだ縫い合わせてもいないっていうのに。
成田駅まで送って頂く途中で車をおろしていただいて、成田山にお参りもできました。
アサリの佃煮も、黒平まんじゅうもしっかりお土産に買いました。
五十嵐智一さんの個展は今年の楓最後の展覧会になります。12/9から12/15です。
by utsuwakaede | 2008-11-12 18:47 | お店から一言

紅茶にしますか? 珈琲にしましょうか?

なんて寒い日でしょう。東京にも冬が駆け足で近づいてきました。
大きめのポットで熱い紅茶をたっぷり飲んで、身体の芯から温めたい気分です。
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リバーシブルの漆長皿に輪花の豆皿を。チョコレートをひとつずつのせましょうか。
照井壮さんのカップは持ち手にプラチナの釉を使っています。優しい白とシルバーが少しだけおもてなしの雰囲気です。大振りのポットは伊藤環さんの錆銀彩です。
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粉引き輪花皿 径8センチ 高さ2センチ 1575円 (高島大樹作)  白釉カップ&ソーサー  お皿の径12.2センチ  高さ1.5センチ カップの径7.5センチ 高さ6センチ 4200円(照井壮作)   錆銀彩ポット  径13 高さ13.5 760cc入ります。17850円 (伊藤環作)
by utsuwakaede | 2008-11-10 19:05 | お店から一言

地図が変わりました

最寄り駅から楓までの地図が一部変わりました。
青山通りから一本裏手に入るための目印になっていた三井住友銀行が100Mほど移動したため、目印が変わりました。
  旧  三井住友銀行
  新  avex  

お間違えのないよう、宜しくお願い致します。

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 ちょっとお茶にしました。寒いのでたっぷり入る山口利枝さんのスープマグで
by utsuwakaede | 2008-11-09 17:05 | お店から一言

臼田さんの鉢で抹茶を

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青灰釉の鉢に抹茶の色合いが美しいはず とさっそく実行。口のそり具合も口元の灰がガサガサとして黒っぽい表情になっているのと なんとしっくりくるのでしょう と自己満足。
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いす灰釉を薪で焼いたリムの小皿にゆべしを。
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輪島の長井均さんからお椀と一緒に届いた高価なまるゆべしを厚めに切って、お抹茶と頂きます。青灰釉鉢 径14.5  高さ7  3570円    薪いす灰4寸段皿  径12.5 高さ3.5
 3360円
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以前このスタイルで楕円の大きめのお皿がありました。今回は18x18の正方形の少し高さがあるお皿になりました。このサイズなら、取り皿にしたり、テーブルの真ん中でお漬け物の盛り合わせにも、家族銘々に切り身の焼き魚だったり、前日の残り物を少しずつ盛りつけてみたり、と幅広い使い回しが出来そうです。 18x18x3 5880円  ルリ釉といす灰釉の二色です。
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たっぷりめのマグカップです。持ち手が大きくてしっかりしているので、指がきちんと入れられて安心。ルリ釉と薪いす灰釉の二種類です。口が開いているタイプ 径10 高さ9  
まあるいタイプ 径9 高さ10  どちらも6300円です
by utsuwakaede | 2008-09-18 15:19 | お店から一言

ふたもの

ちょっとの間ブログをさぼりました。
秋を先取りに蓼科高原に行って来ました。あいにく快晴ではなかったのですが、それでも視界をさえぎることのない広い広い空の色と夏と秋の間の(鱗雲でもないし・・・)真っ白な雲を見ていると、ずっと今が続けば良いのに なんて乙女チックな事を思います。
蓋物がいくつか揃ったので、ご紹介します。 
増淵篤宥さんの土ものの蓋物二種 二段を重ねて使う事も出来ます。一段ずつなので、それぞれに蓋が付きます。
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直径19センチ 高さ 白ドット 蓋をした高さ6,8センチ  黒 蓋をした高さ6.5センチ  二段重ねて蓋をした高さ 12,5 センチ  価格は各8400円
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臼田けい子さん ルリ釉といす灰釉の蓋物  ルリ釉 本体の径8.5 センチ 高さ7センチ 蓋をすると8センチ  価格6300円  いす灰釉  本体の径8センチ  高さ6.5センチ 蓋をした高さ7.5センチ  価格6300円 梅干しや佃煮をいれて 陶器なので冷蔵庫OKです。
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長井均さんの漆箱  小 7.5X7.5X5,5 価格10500円  大9X9X5.5 価格12600円  残念ながら、小さい箱は大きな箱に収まるようには出来ていません。でもそれぞれが、おひな様のお道具のようで、幸せな心地にしてくれそうです。大を二段重ねて ひとりお重箱のように使ったり、和菓子をお出しする時に使ってみては?
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二段のお弁当箱は工房くさなぎさん。草木染めをしたあとに漆で仕上げをしてあります。12X12X10 価格21000円  お弁当だけでなく お裁縫箱にするのも お気に入りの箸置きやカトラリーなど小さなモノをしまっておいて、このままテーブルにおいていてもステキですね。
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 こちらも工房くさなぎさん 長方形の拭き漆で仕上げたお弁当箱です。16.5X12X6  価格12600円 中の仕切りは使わないときははずせるので、自由な使い方が出来ます。
by utsuwakaede | 2008-09-09 17:30 | お店から一言
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南青山の作家ものの器のお店


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